<第15話> ごまかしてるの?
<4コマ漫画>
SAKURA
第15話
あさっての方向を見つめてボケ~っとしてたクセに、突然飛びかかってくるので、全身でごまかしに来てるなと思います。
(コレをやられると、最悪洋服を破かれるので、基本は一回部屋着に着替えていかないとキケンです。)
「おねえさんが かえってきてたの しってたよ!ほんとだよ!」という声が聞こえてきそうなので「はいはい、そうなんだね、ありがとう」という大人の対応してあげますw
別に迎えてくれなくてもいいっちゃいいんですけどね。足元まで近づいても全く気付かずに寝ている時すらあるし。
父が常々「この犬は誰にでも尻尾振るから、番犬にゃならんなぁ」と笑っていました。
しかしその後、家族一同サクラを見直す事件が起こったのです。
それは、祖母の葬儀のため家族全員が葬儀会館で泊まる事になった、ある夜の話です。サクラのゴハンは、ご近所さんに頼んでいたので、サクラは実家でひとり、初めての留守番をしていました。
母が実家に忘れ物をして、夜も更けていたので伯父が取りに帰ることになりました。裏口から入ろうとする伯父。サクラがトコトコと近づいてきます。
「サクラちゃん」と声をかけようとした伯父が見たのは、見たこともない凄まじい形相でうなり声をあげる、番犬・サクラでした。
「サクラちゃん、僕だよ、伯父さんだよ~」と一生懸命に声掛けをした所、「あ しってるひとだ まちがえちゃった!」と舌を出して尻尾をブンブンと振り回して来たそうです。
最初この話は家族全員、伯父の作り話なのではと思うほど信じられませんでした。でも本当の話なのです。
私は、次の日実家に帰ってサクラを褒めました。そうか、家族がいないのを察して、きちんとお留守番してくれてたんだね、サクラ、ありがとう、と。
やはり犬はすごいと思うけりなさんなのでした。
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